荻悦子詩集より~「砂の数行」

砂の数行   左の耳の下に左腕を敷いた姿勢で目覚める 玉砂利の岸 に打ち上げられている ひりひりする痛さ ここはあな たが書き始める言葉のありかだと感じる わたしはあな たのペンの先からにじむ黒い雫 紙に落ち … 続きを読む 荻悦子詩集より~「砂の数行」