西宮久助の漂流

弘治元年(1555年)のある日、九十九里浜の沖は昨夜までの嵐でまだうねりが高かった。折からの暴風雨で流されたと思われる一隻の難破船が剃金浦に漂着した。そして、たった一人生き残っていた男によると、彼は西宮久助といい、漁に出… 続きを読む 西宮久助の漂流